バックテストでの夏時間の扱いについて

バックテストでの夏時間の扱いについて

こんにちは。わいぞーです。
バックテスト時の夏時間やGMTの扱いは,
バックテストの信頼性に関わる重要なところ(苦労して実装したところでもある。。。)ので,
私の認識を共有できればと思います。
 

 
結論から言うと,
基本的には GMT+2/3 (米国式) で切り替わっているバックテストが多いと思います。
 

バックテスト時に認識する時刻はヒストリカルデータに依存します。

使っている人の多い FXDD や Ducascopy (TDS初期設定) は,
凡そ GMT+2/3 (米国式)の時刻での価格データになっています。

なので特に意識せず処理を追加していない場合は,
バックテストは GMT+2/3 (米国式) での結果になります。
 

実稼働時には,MQL標準の機能として,
TimeGMT(), TimeGMTOffset() など,
夏時間を加味したGMTオフセットを取得できますが,
バックテスト時には機能しません。
 


イカさんも仰られている通り,
・GMTオフセット
・夏時間(なし,米国式,英国式)
を外部パラメーターにて指定できるEAが,
バックテスト/実稼働において時刻の扱いに差がなく,
一番確実で親切かと思います。

以上,ご参考になれば。m(_ _)m