バックテストでの夏時間の扱いについて

こんにちは。わいぞーです。
バックテスト時の夏時間やGMTの扱いは,
バックテストの信頼性に関わる重要なところ(苦労して実装したところでもある。。。)ので,
私の認識を共有できればと思います。
バックテストってサマータイムのGMTオフセットって自動で切り替わるんですか?
— モコ (@moco5963) April 23, 2020
教えてバックテストに詳しいエロイ人
結論から言うと,
基本的には GMT+2/3 (米国式) で切り替わっているバックテストが多いと思います。
バックテスト時に認識する時刻はヒストリカルデータに依存します。
使っている人の多い FXDD や Ducascopy (TDS初期設定) は,
凡そ GMT+2/3 (米国式)の時刻での価格データになっています。
なので特に意識せず処理を追加していない場合は,
バックテストは GMT+2/3 (米国式) での結果になります。
実稼働時には,MQL標準の機能として,
TimeGMT(), TimeGMTOffset() など,
夏時間を加味したGMTオフセットを取得できますが,
バックテスト時には機能しません。
夏時間なし、あり(米国)、あり(ヨーロッパ)が選べるのが一番いいと思います
— EAdriverイカ (@ea_driver) April 23, 2020
GMTも夏ベースか冬ベースかEAによって違うことがあるので気をつけないといけないです
イカさんも仰られている通り,
・GMTオフセット
・夏時間(なし,米国式,英国式)
を外部パラメーターにて指定できるEAが,
バックテスト/実稼働において時刻の扱いに差がなく,
一番確実で親切かと思います。
以上,ご参考になれば。m(_ _)m
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